前項では、医療業界における動き、医師の皆さんが少しでも良い労働環境を目指して、転職活動を進めていること等についてお伝えしてまいりました。
良質なコンサルタントに相談をすることが医師転職におけるポイントだと言われていますが、もう少し詳細に言えば「皆さんが何故転職をしたいのか」その理由によって、転職活動時の方向性を変えてみる方が一つのベターな選択とも言われています。

そこで、ここからは6つの目的に応じたベスト&ベターな転職活動の方法などについて、色々とご紹介をしていきたいと思います。

激務・過労と戦う医師の転職について

昨今、医療業界において非常に大きな問題として提議されることが多いのがこのテーマではないかと思います。
もちろん、こういった激務・過労に関する労働問題というのは医療業界のみならず、実に多くの民間企業でも耳にするようになりました。

一時はワタミ、ユニクロ等についてもメディアに取り上げられるような機会があったように思います。
医療業界においては、今に始まった問題ではなく、かなり以前より囁かれて来た”闇の部分”とも言えるのではないかと思います。
医師と言えば華やかなイメージがあったものですが、昨今ではブラック経営をする病院が増えている、医師の過労死といった言葉も飛び交うようになっているかと思います。

「うつ」の怖さとは

この記事を読まれている皆さんの中にも、こういった状況に既に巻き込まれてしまっていて、早く転職を決めたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
病院ではよく聞く話ですが、当直が続く、休みがないなど、労働環境が非常に悪いと仰る方は少なくありません。
こういった状況が続くと一番怖いのは「うつ」になってしまうこと

うつの怖さは多岐に渡るのですが、一つは「判断能力が落ちる」ということが挙げられます。
今いる環境がおかしいと分かっていたはずなのに、それが唐突に分からなくなったりします。
今自分が置かれている環境がおかしいことにもう一度気付くと、気持ちが耐えられないため上手く脳をごまかしてしまうのではないでしょうか。

そうなると転職活動に勤しむことがとても難しくなってしまいますので、その前に早く動かれることをお勧めします。

このような労働環境におかれている方には、まず転職活動時の募集要項において”非常勤”とされている働き先を選ばれることをお勧めします。
働かなければならない、そう考えるのが当たり前になってしまっている可能性もあるため、このよう方にはまず非常勤などで、自分のワークライフバランスをゆっくりと整えるための期間を作ってみることをお勧めしたいのです。

お給料など、待遇が今より下がる可能性は確かにありますが、体や心はあなたにとって最大の資本です。
御身を大切にしながら働く、まずはそのような活動をこころがけてみるのが良いのではないでしょうか。